株式会社インタフェース
 
なぜ日本製?
 

ホーム → 製品一覧 → インタフェースモジュール
DIO
 
モータには様々な種類が存在します。
その中でも指令に対する応答性、信頼性に加えて何といっても制御の容易さから「ステッピングモータ」が幅広く使われています。
ステッピングモータの使用用途としては、例えば、コピー機,プリンタを始めとするOA機器や、下図のようなXYテーブル,ロボット,半導体製造装置等の各種FA機器をはじめ、ゲームセンターのアミューズメント機器等があり、コンピュータにより制御される機構部の精密位置決めを必要とする用途には欠かせない存在となっています。
XYテーブル
ステッピングモータとは入力パルス信号に対して決まったステップ角度ずつ回転するモータです。
ステッピングモータの回転量や、回転速度はパルス信号で制御します。
ここでいうパルス信号とは下図のような電圧のLow,Highが繰り返される電気信号のことを指します。
パルス信号
ステッピングモータは、他のモータに比べ、高分解能,高精度な位置,速度制御ができるという特長を有して
います。

ステッピングモータを動作させるには、モータ内のコイルに対して流す電流のシーケンス(順序)を決定する
「分配回路(モータドライバ)」を必要とします。
弊社のモーションコントローラボードはこの分配回路(モータドライバ)にパルス信号を送り、モータを制御
します。
また、弊社のモーションコントローラボードはパルス列入力位置制御型のモータドライバであれば、サーボモータ用のモータドライバにも対応しています。
パルス信号

 

  

製品の特長

主に以下の機能、特徴を有しています。
  • 加減速制御

    直線加減速とS字加減速が行えます。
    加減速時にスムーズな移動が必要な時に有効です。
  • 速度のオーバライド

    動作中に速度を変更できます。
  • 位置のオーバライド

    動作中に自由に目標位置を変更できます。
  • 三角駆動回避機能

    位置決め動作において設定した移動速度に対し、出力パルス数が少ない時に移動速度を自動的に低めに設定し、三角駆動を回避することができます。
  • プリレジスタ機能

    動作中に次動作、次々動作用のデータの設定を書き込むことができます。
    現在の動作が完了すると続けて次の動作を実行します。
  • サンプリング機能

    内部パルスカウンタを一定の周期でサンプリングすることが可能です。
  • コンパレータ機能

    各軸ごとに複数の比較回路を搭載しており、設定値と内部カウンタ値の比較を行えます。
  • アイドリングパルス出力機能

    起動時速度からの急激な加速を行うと、モータが脱調する恐れがあります。
    この急激な加速によるモータの脱調を防ぐため、起動時速度でアイドリングパルス数だけパルス出力を行った後に加速に移ります。
    このアイドリングパルス数の設定が可能です。
  • 速度制御

    動作指令パルスを任意の周波数で出力することができます。
    定速動作、加減速動作等の速度指令が可能です。
  • 独立制御

    連続動作,位置決め動作,原点復帰動作等の動作を行うことができます。
  • 補間動作

    直線補間動作,円弧補間動作が可能です。
  • 同時スタート・ストップ

    同一コントローラ内の4軸は外部接続をせずに各軸を同時にスタート、またはストップさせることができます。
    また、外部接続を行うことにより更にボード間をまたいでの複数軸の同時スタート・ストップが可能です。
  • 出力パルス方式変更機能

    パルス/ディレクション方式,2パルス方式とが選択でき、出力論理も選択できます。
    使用するモータドライバの仕様にあった方式をお選び頂けます。
  • インタロック機能

    インタロック端子を開放またはHighレベルにすることにより、モータ駆動パルス出力を停止させることができます。
    致命的な障害が発生する前に緊急停止させるために使用できます。
  • エンコーダインタフェース

    エンコーダ接続用インタフェースを搭載しています。
    ロータリエンコーダ等からのパルス列信号をカウントすることができます。
    これを使用することにより、より細かな位置管理を行うことができます。
  • WindowsでもInterface Linux Systemでも使える

    InterfaceのモーションコントローラインタフェースはWindowsでもInterface Linux Systemでも使えます。
    Windows 10 IoT Enterprise や、Interface Linux Systemなど、OSが変わっても基本的な使い方(関数体系)は同じなのでプログラムの移行も楽々です
    Windows用ドライバソフトウェア GPC-7400
    Interface Linux System用ドライバソフトウェア GPG-7400
    ※Interface Linux System以外のLinuxディストリビューションで動作をご希望の場合はお問い合わせ下さい。
  • 豊富なラインナップ

    様々なボード形状の製品をご用意しています。
    軸数 絶縁 エンコーダ信号
    入力電圧
    接続方式 型式
    4軸 絶縁 24V PCI Express PEX-H741444MN
    PCI PCI-7414MN
    CompactPCI CPZ-7415MN
    5V PCI Express PEX-H741444VN
    PCI PCI-7414VN
    CompactPCI CPZ-7415VN
    非絶縁 24V PCI Express PEX-H740444MN
    PCI PCI-7404MN
    5V PCI Express PEX-H740444VN
    PCI PCI-7404VN

    その他の型式についてはこちらのページでご紹介しています。
    株式会社インタフェース | モーションコントローラ インタフェース一覧へ 
  • 産業用コンピュータもおまかせ

    産業用コンピュータも多数ラインナップしています。
    『パソコンに拡張スロットが無くて困ってる』、『パソコンのモデルチェンジが早くて困っている』など、パソコンに関するお悩みも是非ご相談ください。
    FAコンピュータスリムタワーCD®長期安心ハイグレードCD® スロットインCD®
製品選定やその他ご質問などございましたら、
ご遠慮無くお気軽にお問い合わせください。
 

お問い合わせは こちら から

連絡方法 E-mailでの連絡をご希望
電話での連絡をご希望
■ご連絡先
正しく入力ください。間違いがありますと折返しのご連絡ができません。
※・・・入力必須箇所です
お名前
会社名
E-mail
TEL
連絡事項
 
  
  

コラム集から一部抜粋

用語解説、便利な使い方、お悩み解決など掲載しています要ユーザID

モーションコントローラの概要

私たちの暮らす現代社会では、科学技術の発達によって生活はますます快適になってきています。
なかでも、モータの技術は電気エネルギーを物理的な運動エネルギーに変換し、...  (コラムへ続く
 

機能と特徴

1. 加減速制御
直線加減速とS字加減速が行えます。
加減速時にスムーズな移動が必要な時に有効です。

2. 速度のオーバライド
動作中に速度の変更を行えます。ある区間のみ速度を上げたり(下げたり)することが...  (コラムへ続く
 

ステッピングモータ

ステッピングモータ高精度な位置決めに使用されているモータのことで、パルス信号が入力される毎に一定角度ずつ回転するようになっています。
停止状態でも大きな保持力があるため、機械的なブレーキ等に頼らずともその停止位置を...  (コラムへ続く
 

各種動作

連続動作(JOG)
連続動作(JOG)±EL信号の入力または、停止命令を出すまで連続してモータを動作させます。1回の動作の移動量に制限はありません。

原点復帰(ORG)
原点復帰(ORG)モータを動作基準位置(原点)に戻すための動作で、原点信号が入力されるまで連続動作をします。...  (コラムへ続く
 

各種外部信号

±EL信号、±SD信号、ORG信号などの信号入力に対する割り込みやモータ停止、減速をサポートしています。 
...  (コラムへ続く
 
©2022 Interface Corporation. All rights reserved.
個人情報の取扱について Web siteへのご意見はこちら ユーザID登録
      公式SNSアカウント